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3回戦
神奈川大会 7月19日の試合速報・結果

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年7月20日(金) 01:45



 第100回全国高校野球選手権神奈川大会第9日は19日、横浜スタジアムなど8球場で北神奈川の3回戦16試合を行い、16強が出そろった。

 公立勢では白山が初、上溝南が34年ぶりの4回戦進出を決めた。第1シードの横浜商大は武相に苦しめられながらも、八回に一挙6点を奪って逆転勝ち。東海大相模は公式戦初先発で4番に座った1年生西川僚祐が3ランを放つなど快勝。そのほか慶応、桐光学園、向上、橘などシード校はすべて勝利した。

 20日は試合がなく、第10日は21日にサーティーフォー保土ケ谷球場など4会場で南神奈川の4回戦8試合を行う。

【高校野球ノート】「未成年」を支え合う仲間
【7月19日】フォトギャラリー

※カッコ内の「北」は北神奈川、「南」は南神奈川。

横浜スタジアム


(1・北)横浜商大-武相(試合終了)


【横浜商大-武相】フォトギャラリーより
【横浜商大-武相】フォトギャラリーより

横浜商大
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武相
【横浜商大-武相】フォトギャラリー
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【評】終盤の集中打が光った横浜商大が、両軍合わせて31安打の打撃戦を制した。3-7の八回に齋藤が3点二塁打を放つなど、打者一巡の6短長打で一挙6点を奪って逆転した。武相は15安打を放ったが13残塁。九回に1点差としてなお満塁と迫ったが、攻め切れなかった。

(2・北)上溝南-川崎工科(試合終了)


【上溝南-川崎工科】フォトギャラリーより
【上溝南-川崎工科】フォトギャラリーより

上溝南
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川崎工科
【上溝南-川崎工科】フォトギャラリー
【関連記事】上溝南、代打送らず信頼背に決勝打

【評】上溝南が土壇場に挙げた1点で競り勝った。同点にされた直後の九回2死一、三塁から江成の右前打で試合を決めた。主戦重原は低めに集めて4失点完投。川崎工科は七、八回の連打で追い付く見事な反撃だった。

サーティーフォー保土ケ谷球場


(1・北)東海大相模-大和南(7回コールド)


【東海大相模-大和南】フォトギャラリーより
【東海大相模-大和南】フォトギャラリーより

大和南
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東海大相模
【東海大相模-大和南】フォトギャラリー
【関連記事】東海大相模のルーキー、ど派手な場外弾

【評】東海大相模が投打に圧倒し七回コールド。打ち急がずに8四死球を得て塁を埋め、安打でかえす効率的な攻撃。1年生の4番西川の3ランは見事だった。野口、浅海、諸隈の継投も無四死球で安定していた。大和南は2度先頭打者を出したが、併殺などで生かせなかった。

(2・北)神奈川工-大和(試合終了)


【神奈川工-大和】フォトギャラリーより
【神奈川工-大和】フォトギャラリーより

大和
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神奈川工
【神奈川工-大和】フォトギャラリー

【評】神奈川工が少ない好機を生かし接戦を制した。同点の八回2死一、二塁から岡田滉が勝ち越し2点二塁打。勝負どころで配球の読みがさえた。中村、錦織の継投も見事に決まった。大和も七回に半田の二塁打を機に追い付き、守備も無失策と互角だった。

◆岡田滉が挽回の一打
 神奈川工の5番捕手の岡田滉が全てを取り返す勝ち越し打だ。初回は満塁で併殺打。七回の守備では2死一、三塁からの重盗に対し、三走を警戒せず二塁に送球し、同点を許した。

 挽回の打席は八回2死一、二塁。初回に引っかけたスライダーが来ると読み、左翼越えの勝ち越しの2点二塁打。殊勲者は「びびらず自分たちのプレーをしたい」と次の東海大相模戦を楽しみにしていた。

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(1・北)桐光学園-伊志田(7回コールド)


【桐光学園-伊志田】フォトギャラリーより
【桐光学園-伊志田】フォトギャラリーより

伊志田
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桐光学園
【桐光学園-伊志田】フォトギャラリー
【関連記事】桐光2年生左腕、「90点」の直球55球

【評】桐光学園が3投手で零封リレー。先発の左腕天野は力のある直球で5回1安打。打線は五回に5本の長短打で5得点。7盗塁と機動力も使って着実に加点した。伊志田は先発の1年越路が四回まで2安打2失点と粘り強く投げたが、打線が力負けした。

(2・北)厚木-有馬(5回コールド)


【厚木-有馬】フォトギャラリーより
【厚木-有馬】フォトギャラリーより

有馬
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厚木
【厚木-有馬】フォトギャラリー
【関連記事】厚木の背番号15が大当たり

【評】厚木が先発全員の14安打で圧倒した。四回には5本の長短打など打者11人の猛攻で5得点。吉野が3安打6打点の大活躍だった。投げては背番号3の齋藤が無失点。有馬は二、四回に先頭打者が出塁し好機をつくったものの後が続かなかった。

大和スタジアム


(1・北)白山-浅野(7回コールド)


【白山-浅野】フォトギャラリーより
【白山-浅野】フォトギャラリーより

白山
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浅野
【白山-浅野】フォトギャラリー
【関連記事】白山、創部43年目で初の4回戦へ

【評】白山が12安打15得点で快勝。各打者が低く鋭い打球を放ち、そつのない走塁を絡めて加点した。投げては右腕小林が要所で内角を攻めて打ち取り、6回2失点。浅野は打線が狙い球を絞り切れず、4度の先頭打者出塁を生かせなかった。

(2・北)麻溝台-厚木北(試合終了)


【麻溝台-厚木北】フォトギャラリーより
【麻溝台-厚木北】フォトギャラリーより

麻溝台
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厚木北
【麻溝台-厚木北】フォトギャラリー
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【評】厚木北が序盤の大量得点で逃げ切った。一回に高橋の先頭打者アーチを皮切りに4点を先制し、長身右腕の先発竹下は6回1失点。角度のある速球と低めのカーブで打者を手玉に取った。麻溝台は九回に内野の2点二塁打などで追い上げた粘りが見事だった。

サーティーフォー相模原球場


(1・北)慶応-生田(5回コールド)


【慶応-生田】フォトギャラリーより
【慶応-生田】フォトギャラリーより

生田
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慶応
【慶応-生田】フォトギャラリー
【関連記事】慶応は強打の2番がダメ押し2ラン

【評】慶応打線が爆発した。初回に善波の2点三塁打など打者10人で6点を奪うと、四回には大川の2ランなどで3点を追加。先発大島は縦の変化球を効果的に使って4回無失点。生田の主戦小玉は8四死球と乱れた。攻撃は五回に敵失を突いて3点を返した。

(2・北)川崎総合科学-秦野総合(試合終了)


【川崎総合科学-秦野総合】フォトギャラリーより
【川崎総合科学-秦野総合】フォトギャラリーより

川崎総合科学
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秦野総合
【川崎総合科学-秦野総合】フォトギャラリー

【評】秦野総合が序盤のリードを守り切った。初回に敵失に乗じて2点を先制すると、二、三回にも加点。先発生田目は9四死球を与えながらも粘投だった。9人の川崎総合科学は、序盤の3失策が全て失点に絡んでしまった。八回1死満塁で無得点に終わったのが痛かった。

◆9人で粘り強く応戦
 選手9人の川崎総合科学は敗れはしたが、粘り強く応戦した。

 秋春は合同チーム。1年生4人の入部で単独出場が可能になり、2回戦で8年ぶりの夏の1勝を飾った。この日は五回に1年江口が適時打を放つなど活躍。主将久保田は「全員が同級生みたいだった。チームの絆は他より強かったと思う」と感謝した。

秦野総合・主戦生田目 最後まで四球でランナーを出してしまい、自分の力を出せなかった。

横須賀スタジアム


(1・北)向上-荏田(7回コールド)


【向上-荏田】フォトギャラリーより
【向上-荏田】フォトギャラリーより

荏田
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向上
【向上-荏田】フォトギャラリー

【評】向上が集中打で逆転勝ち。4点を追う四回1死二、三塁、小林の3ランで打線に火を付け、さらに4長短打などで6点を奪った。投げては右腕の植本が3回2/31失点の好救援で流れを呼んだ。荏田は四回まで9安打4点で相手を上回り、胸を張れる敗戦だった。

◆強豪校に一時リード
 七回コールドで敗れた荏田だが、強豪・向上を相手に四回表まで4点をリードして善戦し、力を存分に発揮した。

 春は人数不足でサッカー部や囲碁将棋部から助っ人を呼んで出場。夏は3年連続で初戦敗退していたが、今大会は3回戦進出を果たし、主将宇田川は「いろんな経験をして1年間が濃かった。いろんな人に支えてもらった」と涙で感謝していた。

向上・小林(3ラン) リードされても焦らず、自分たちで雰囲気をつくっていこうと話していた。

(2・北)希望ケ丘-県相模原(8回コールド)


【希望ケ丘-県相模原】フォトギャラリーより
【希望ケ丘-県相模原】フォトギャラリーより

県相模原
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希望ケ丘
【希望ケ丘-県相模原】フォトギャラリー
【関連記事】日々深化「県相野球」機動力駆使し、快勝

【評】県相模原が5長打を含む14安打10得点で快勝した。初回1死二塁から柴田の適時三塁打などで2点を先制。その後も、8四死球に5盗塁など足も絡めた攻撃で効率的に加点した。希望ケ丘は三者凡退が4度。六回に古屋、松原諒の連続二塁打で意地を見せた。





藤沢八部球場


(1・北)海老名-桐蔭学園(5回コールド)


【海老名-桐蔭学園】フォトギャラリーより
【海老名-桐蔭学園】フォトギャラリーより

海老名
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桐蔭学園
【海老名-桐蔭学園】フォトギャラリー
【関連記事】海老名、桐蔭に11安打も力の差

【評】桐蔭学園打線が16安打16得点と振れていた。0-2の二回2死満塁をしのいで波に乗ると、その裏に4安打を集め逆転。三回には阿部の3ラン、四回に新田の2ランで突き放した。11安打の海老名は果敢な打撃で先行も、3併殺を喫して生かせなかった。

(2・北)市ケ尾-座間(試合終了)


【市ケ尾-座間】フォトギャラリーより
【市ケ尾-座間】フォトギャラリーより

市ケ尾
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座間
【市ケ尾-座間】フォトギャラリー

【評】市ケ尾が11安打10得点で大勝。1-2の四回に石津の2ランで逆転すると、六回には打者9人で5点をもぎ取り、4投手の継投で逃げ切った。座間は序盤優位に進めるも、四回以降1安打で反撃の芽を摘まれた。

◆米国流豪打で躍進
 市ケ尾が米国流で鍛えた豪快な打線で3戦連続の大勝だ。

 菅澤監督が米大リーグを席巻する「フライボール革命」に着想を得てティー打撃を中心に強化。逆転2ランの主将石津は「1年間やって飛距離も延びた。野球が楽しくなる打撃を教えてもらっている」とにっこり。

 合言葉は「レッツプレイ・ベースボール」。次戦は春の地区大会で3-5と逆転負けを喫した桐蔭学園に全力で楽しんでぶつかる。

俣野公園・横浜薬大スタジアム


(1・北)橘-川崎北(試合終了)


【橘-川崎北】フォトギャラリーより
【橘-川崎北】フォトギャラリーより

川崎北
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【橘-川崎北】フォトギャラリー
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【評】第2シードの橘が粘る川崎北を振り切った。同点の七回に新里、羽二生の連続適時打で2点を勝ち越し。守っては無失策に2併殺で投手陣をもり立てた。川崎北は六回に犠打飛を絡めて勝ち越すなど見せ場をつくったが、記録に残らない攻守のミスが響いた。

(2・北)鶴見大付-弥栄(試合終了)


【鶴見大付-弥栄】フォトギャラリーより
【鶴見大付-弥栄】フォトギャラリーより

鶴見大付
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弥栄
【鶴見大付-弥栄】フォトギャラリー
【関連記事】弥栄のエース、15飛球で「すいすい」と完封

【評】弥栄の右腕河野が4安打完封。与四球1の制球力と緩急を武器にテンポよくフライアウトを重ね、三塁を踏ませない好投だった。打線は二、八回に1点ずつ。鶴見大付は二回以降、先頭打者が出塁できず。2投手が力投しただけに打席での粘りがほしかった。

北神奈川大会組み合わせ表(PDF)
南神奈川大会組み合わせ表(PDF)


※組み合わせ表 略号補足
横:横浜スタジアム
保:サーティフォー保土ケ谷球場
ひ:バッティングパレス相石スタジアムひらつか
大:大和スタジアム
相:サーティフォー相模原球場
須:横須賀スタジアム
藤:藤沢八部球場
秦:中栄信金スタジアム秦野
小:小田原球場
い:いせはらサンシャイン・スタジアム
薬:俣野公園・横浜薬大スタジアム
◎=第1シード、〇=第2シード
(注)校名あとの丸数字は夏の甲子園出場回数、慶応は東京都代表の13回を含む。日付は7月
※清南・愛川・中央農は厚木清南・愛川・中央農

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