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金沢11-1横須賀学院
金沢またコールド、「挑戦者」忘れず 高校野球南神奈川大会第8日

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年7月19日(木) 00:55

【金沢-横須賀学院】1回裏金沢1死二、三塁。嶋田が左越えに先制の2点適時二塁打を放つ=バッティングパレス相石ひらつか
【金沢-横須賀学院】1回裏金沢1死二、三塁。嶋田が左越えに先制の2点適時二塁打を放つ=バッティングパレス相石ひらつか

▽3回戦(バッティングパレス相石ひらつか)
横須賀学院
010 000| 1
450 011x|11
金沢
(6回コールド)

【評】金沢が12安打11得点でコールド勝ち。一、二回に二塁打計5本の長打攻勢で9点を奪い勝負を決めた。5打点の嶋田は投げては8安打を浴びながら1失点で粘投。横須賀学院は先発吉岡が制球を乱し、二回途中で降板。打線は再三の好機であと一本が出なかった。

【金沢-横須賀学院】フォトギャラリー

 第1シードの金沢が前評判にたがわぬ力を見せ、2戦連続のコールド勝ち。投打でけん引したのは3年嶋田だ。

 初回に先制の2点適時打を放つと、二回1死満塁では「4番の仕事をしっかりしようと強い気持ちだった」と走者一掃の二塁打を放ち、相手先発をKO。投げては8安打を浴びながらも1失点だった。

 県ベスト8へ躍進した春は地区予選後に右肩を痛めて県大会で登板できず、「心残りがあったので払拭(ふっしょく)したかった」と雪辱の思いで夏に挑んでいる。

 他校の挑戦を受ける立場だが、挑戦者の気持ちは忘れていない。「第1シードだからって自分たちにすごい力があるわけじゃない。どんな相手でも春以上の戦いをして甲子園を目指したい」とヒーローは迷いなく言った。

 
 

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