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名指導者編 91/100
一時代を築いた名コンビ 横浜商大 金沢哲男、牛上義明

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年5月27日(日) 02:00

夏の甲子園、新潟明訓との2回戦を制して校歌を聴く金沢と牛上(右)=1993年8月15日、甲子園
夏の甲子園、新潟明訓との2回戦を制して校歌を聴く金沢と牛上(右)=1993年8月15日、甲子園

夏の甲子園、新潟明訓との2回戦を制して校歌を聴く金沢と牛上(右)=1993年8月15日、甲子園
夏の甲子園、新潟明訓との2回戦を制して校歌を聴く金沢と牛上(右)=1993年8月15日、甲子園

 横浜商大の一時代を築いた名コンビだ。監督の金沢哲男と部長の牛上義明は、同校を強豪校に引き上げ、3度の甲子園出場に導いた。

=敬称略
 ベストゲームに歴史的大敗を選ぶあたりに、人生観が表れる。牛上義明(69)は影になり日なたになり、横浜商大、そして監督の金沢哲男を支えてきた名物部長だ。

 1998年夏、横浜との東神奈川大会準決勝。松坂大輔(中日)を柱に全国春夏連覇を果たす横浜に、0-25で負けた。

 牛上は、この試合が「うれしかった」という。「何もできないうちを相手に、横浜は最後まで手を抜かずに真剣に戦ってくれた」からだ。

 先発が打ち込まれ、二回で0-10。横浜からすればベンチの下級生に経験を積ませるにはもってこいの試合だったはずだ。

 だが、交代は代走の1人だけだった。「屈辱的な負けでも、あの松坂の横浜が全力できてくれたということが、選手が人生を生きていく上での糧にもなったと思う」。野球で人生訓を説くのが、牛上らしさだ。


2回戦で新潟明訓を10-0で破り笑顔の商大ナインと(左から)金沢、牛上=93年8月15日、甲子園
2回戦で新潟明訓を10-0で破り笑顔の商大ナインと(左から)金沢、牛上=93年8月15日、甲子園

 コーチ、監督を経て34歳の83年から部長に就き、56歳で退くまで22年に渡って部を支え続けた。スパルタの金沢とは対照的な存在だった。「監督にはいつも、いくら怒っても逃げ道だけはつくってあげなさいと言っていました」。二人の歯車がかみ合ってこその、商大野球だった。

「人生に補欠はないよ」

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