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名指導者編 89/100
雨に打たれた主将の言葉 桐蔭学園 星槎国際湘南 土屋恵三郎

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年5月24日(木) 02:00

桐蔭学園の監督就任1年目に春の選抜大会初出場を決め、選手に胴上げされる=83年2月1日、桐蔭学園高
桐蔭学園の監督就任1年目に春の選抜大会初出場を決め、選手に胴上げされる=83年2月1日、桐蔭学園高

桐蔭学園の監督就任1年目に春の選抜大会初出場を決め、選手に胴上げされる=83年2月1日、桐蔭学園高
桐蔭学園の監督就任1年目に春の選抜大会初出場を決め、選手に胴上げされる=83年2月1日、桐蔭学園高

 暮れも押し詰まっていた。1990年の師走。雨降りしきる深夜のことだ。桐蔭学園の監督だった土屋恵三郎(64)の横浜市内の自宅のチャイムが鳴った。

 真夜中に何事かと土屋が顔を出すと、野球部主将の高木大成(元西武)を先頭に最上級生全員が玄関先に並んでいた。

 雨に打たれ、びしょぬれの高木が発した言葉は思いもよらないものだった。「監督さん、このままじゃあ、僕たちはついていけません」。土屋はこの“事件”を、30年近くを経てなお「監督人生の変わり目」と話す。

 それまでの土屋の指導は自他ともに認める「スパルタ式」だった。「俺についてこい! って、そりゃあもうバチバチやってたね」。「やる気」「気合」を合言葉に正月も休まず練習。はだしでグラウンドを走らせることも日常だった。

 ぬれた選手たちをタオルで拭いてやりながら、はっとした。「俺も現役の時、監督に言いたくても言えなかった。こいつらはちゃんと言ってきた。しっかり受け止めてあげないといけないな」


優勝盾を手に取材に答える=以上、1971年8月16日
優勝盾を手に取材に答える=以上、1971年8月16日

 高校時代、厳しい練習に耐え抜いて甲子園を制したからこそ、土屋が選手たちに求めたレベルは高かった。


3年時、夏の甲子園決勝でホームイン。この1点を守り切り、桐蔭は優勝を果たした=1971年8月16日、甲子園
3年時、夏の甲子園決勝でホームイン。この1点を守り切り、桐蔭は優勝を果たした=1971年8月16日、甲子園

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