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春頂点へ86校激突 夏のシード懸け明日開幕

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年4月6日(金) 02:00

86チームの対戦相手が決まった抽選会=旭公会堂
86チームの対戦相手が決まった抽選会=旭公会堂

86チームの対戦相手が決まった抽選会=旭公会堂
86チームの対戦相手が決まった抽選会=旭公会堂

 高校野球の春季県大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)の組み合わせ抽選会が5日、横浜市旭区の旭公会堂で行われ、出場86校の対戦カードが決まった。

 南北開催となる夏の神奈川大会のシード権を懸け、決勝まで南北二つのブロックに分かれて戦う。各ブロックのベスト4が夏の第1シード、ベスト8が第2シードとなる。

 大会は7日に開幕。準決勝は28日に、決勝は29日に横浜スタジアムで行われる。選抜大会に出場した東海大相模、慶応は3回戦から登場する。上位2校と選抜大会4強の東海は5月19日から千葉県で開催される春季関東大会に出場する。

 東海が県大会決勝に進んだ場合、準決勝で敗れた2校による関東大会3校目の出場枠を懸けた代表決定戦が、決勝に先立って行われる。

 抽選会後には、東海の門馬敬治監督(48)と慶応の森林貴彦監督(44)が甲子園での熱戦を振り返った。

 決勝進出を逃した門馬監督は「力が及ばなかった。ここに優勝旗を持ってくることを使命に、皆さんとともに強い神奈川をつくっていきたい」と誓い、初戦敗退に終わった森林監督は「甲子園は本当に強い自信がないとプレーできない。夏の甲子園決勝で神奈川対決ができるよう頑張っていければ」と意気込んだ。


一から強いチームを


 選抜大会ベスト4の東海大相模は、甲子園で記録員を務めた座間がくじを引いた。昨夏、昨秋と延長戦を戦って苦しめられた向上と同じゾーンに入り、「気合を入れてくじを引いたが、嫌な相手が近くに来てしまった」と苦笑いした。

 聖地での激戦を終えて4日に神奈川へ帰ってきたナインは、5日朝から全体練習を再開。座間は「もう絶対に負けたくないという強い気持ちで取り組めている。新入生も来るのでレギュラー争いは激化する。一から強いチームをつくっていく」と気を引き締めた。


悔しさ胸に気合十分


 9年ぶりの甲子園は初戦で散った慶応。帰浜後、79人の部員全員によるミーティングでは、メンバー外の選手から試合内容についての駄目出しが続いたという。マネジャーの岩本は「あれでメンバーの気が引き締まった。悔しさを胸に全員が気合をみなぎらせている」と誇らしげだった。

 抽選では第1シードの桐光学園と、互いに勝ち進めば準々決勝でぶつかることが決まった。抽選に臨んだ岩本は「センバツで負けてから練習試合はもう6試合やった。厳しい戦いになるが、チャレンジャー精神で挑む」と闘志を燃やした。


春季神奈川県大会組み合わせ
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