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K100番外編
笑顔と情熱を届け diana Ayakaさん

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年3月27日(火) 09:38

今シーズンも横浜スタジアムでの激闘に花を添えるAyakaさん (横浜DeNAベイスターズ提供)
今シーズンも横浜スタジアムでの激闘に花を添えるAyakaさん (横浜DeNAベイスターズ提供)

今シーズンも横浜スタジアムでの激闘に花を添えるAyakaさん (横浜DeNAベイスターズ提供)
今シーズンも横浜スタジアムでの激闘に花を添えるAyakaさん (横浜DeNAベイスターズ提供)

 「どんなときもスマイルでチームとファンの皆さまをつなぐ架け橋となります」

 そう力強く球団のホームページで宣言したのは、横浜DeNAベイスターズのオフィシャルパフォーマンスチーム「diana(ディアーナ)」のAyakaさん。在籍3年目となる2018年シーズンは副キャプテンを務めるなど、試合を華やかに彩るだけではなく、20人を束ねる役割も任されている。

 球場内での応援のほか、試合前には球場外のステージでショーを披露したり、始球式のアテンドをしたり。役割は多岐にわたるが、常に前向きでいられる理由は高校時代にあるという。


高校時代の思い出を語るAyakaさん
高校時代の思い出を語るAyakaさん

 バスケットボールに親しんだ中学時代から一転、進学した県内の高校ではチアダンス部に入った。初めての発表の舞台が高校野球の夏の神奈川大会だった。

 「正直、何がアウトかセーフか分からない状態でした。自分は踊りに必死で、気持ちもつくれなくて」。その後は野球にも興味を持ち、夏の神奈川大会の開会式や開幕戦を仲間と観戦するようになった。

 部活動は週6回。テスト前でも練習するなど厳しく、全国2位に輝いたことも。2年生になると、野球部の友達もできたことで応援に熱が入った。ポニーテールに結ぶ、野球ボールをかたどった手製のフェルトもつくった。「野球をプレーする人が好きで、みんなキラキラしていた。本気で戦っている人が格好いい」。1試合に懸ける思いを受け止め、敗戦の瞬間は一緒に泣いた。

 ただ、3年の夏はユニホームを着てスタンドで応援できなかった。チアダンス部の同級生で話し合い、不本意ながら6月で引退を決めたからだ。制服姿で声をからしたが、「一番応援したい夏なのに踊れなかった。切なかった」。胸にくすぶった思いは、いつまでも消えなかった。


チアダンス部に所属していた高校時代のAyakaさん
チアダンス部に所属していた高校時代のAyakaさん

 高校を卒業後、社会人のチアダンスチームに加わり、インターネットで動画を見ることが趣味になった。目に留まったのが「ディアーナ」のパフォーマンスだ。

 「自分はチアダンスがしたい」。15年の暮れ、3度目の挑戦でついに選考会をパスした。

 とびっきりの笑顔の原点は、やはり高校時代にあるという。「野球応援自体は細かくそろえなくてもいい。その代わりに、校歌を歌えないといけないし、掛け声も出さないといけない。振り付けよりも、応援する気持ち。チアの大会よりも気持ちはガッと出しますよね。あの時がなかったら今はやっていないと思いますよ」

 ベイスターズが20年ぶりの頂点を狙うシーズンが始まる。Ayakaさんはこうも願う。

 「わたしたちの存在が、高校生の夢の一つになってほしい。高校時代に積み重ねた経験が今につながる。だから、今を大切に過ごしてほしい」

 今年もまた横浜スタジアムに駆け付ける野球ファンに、笑顔と情熱を届けていく。最後の夏、燃え尽きることができなかった思いも乗せて-。


高校時代の思い出を語るAyakaさん
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