24日に東海大仰星高のグラウンドで打撃練習を行っていた東海大相模ナインの周りに、見覚えのあるユニホームを着た中学生が集まってきた。
胸には「Seya」の文字。日本リトルシニア全国選抜大会に出場する瀬谷シニアの選手だ。たまたま併設の室内練習場を借りて汗を流したばかりで、同じ場所だったとはつゆ知らず。
決戦に挑む中学生にとって、うれしいサプライズだ。「振りの強さが桁違い。森下選手のようなバッターになりたい」とは主将の前田颯汰さん(14)。同じ中堅手の主砲森下のスイングに目を輝かせていた。
瀬谷シニアは26日に初戦を迎える。前田さんは「自分の課題はバッティングなので、見習うところがたくさんあった。全国制覇を目標に頑張りたい」。タテジマとの出会いを力に変えてみせる。