大阪の練習場で東海大相模の門馬敬治監督を喜ばせた出来事があった。指揮官のところに1人の見知らぬ女性がやってきたという。「監督さんですか? 頑張ってください。私は東海大相模を応援します」
「ありがとうございます。でも、なぜ応援してくれるんですか?」。指揮官が尋ねると、「知らない私にも元気よく『東海大相模です。よろしくお願いします』ってあいさつしてくれたんです。うれしかったですよ」
監督はうなずく。「『お、こいつらやるな』って思ったね。うちのファンを1人増やしたんだよ。こういうことが自然とできるのは大きい」
練習から宿舎に戻ると、ロビーでも大きな声でフロントの従業員にあいさつ。その光景に、何も知らず訪れていた一般客も目を丸くしていた。