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全国のライバル編 52/100
サガミは違った 鹿児島実 定岡正二(上)

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年3月4日(日) 02:00

延長15回を1人で投げ切り勝利し、歓喜の瞬間を迎えた鹿児島実の定岡(中央)=1974年8月17日、甲子園
延長15回を1人で投げ切り勝利し、歓喜の瞬間を迎えた鹿児島実の定岡(中央)=1974年8月17日、甲子園

延長15回を1人で投げ切り勝利し、歓喜の瞬間を迎えた鹿児島実の定岡(中央)=1974年8月17日、甲子園
延長15回を1人で投げ切り勝利し、歓喜の瞬間を迎えた鹿児島実の定岡(中央)=1974年8月17日、甲子園

 延長十五回。最終打者を打ち取った定岡正二(61)はカクテル光線に照らされながら控えめに拳を握り、ようやく緊張から解放されて相好を崩した。

 1974年夏。第56回全国高校野球選手権準々決勝の東海大相模-鹿児島実業。3時間38分の激闘は後に、球史に残る名勝負として語り継がれることになる。

 監督・原貢が率いる東海大相模は、夏の甲子園は2年ぶり4度目の出場。長男の辰徳が1年生ながら5番でスタメンに名を連ね、父子(おやこ)鷹(だか)としても脚光を浴びていた。

 一方の鹿実は、県大会地区予選から本大会3回戦まで定岡が8完封の離れ業を演じて勝ち上がってきた。大会屈指の剛腕で甘いマスクの定岡と、新たなスター辰徳が相まみえた話題性豊富な注目カードとなった。

「縦じま、威圧感あった」

 
 

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