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現役ヒーロー編 45/100
名将最後の傑作 横浜 藤平尚真

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年2月25日(日) 02:00

2年生エースとして迎えた2015年の神奈川大会。4回戦で第1シードの県相模原を4安打完封してガッツポーズ
2年生エースとして迎えた2015年の神奈川大会。4回戦で第1シードの県相模原を4安打完封してガッツポーズ

2年生エースとして迎えた2015年の神奈川大会。4回戦で第1シードの県相模原を4安打完封してガッツポーズ
2年生エースとして迎えた2015年の神奈川大会。4回戦で第1シードの県相模原を4安打完封してガッツポーズ

 「渡辺監督に出会っていなかったら、僕は普通以下の投手で終わっていました」。楽天の未来を担う若き右腕、藤平尚真(19)は恩師への思いを今も胸に秘める。


3年夏の神奈川大会準々決勝の横浜隼人戦、2打席連続本塁打となる満塁弾を放つ
3年夏の神奈川大会準々決勝の横浜隼人戦、2打席連続本塁打となる満塁弾を放つ

 高校時代に始めたメールのやりとりは今も続く。150キロ超の直球を武器に1年目の昨季、先発8試合で防御率2・28をマークした19歳は、月に1回は必ず名将に電話し、技術的なこと、精神面のこと、さまざまなアドバイスを受けている。


同戦で慶応を下して神奈川制覇の宿願を果たし、増田と抱擁を交わす藤平(1)
同戦で慶応を下して神奈川制覇の宿願を果たし、増田と抱擁を交わす藤平(1)

  出会いは千葉市シニアで活躍していた中学時代だ。U-15(15歳以下)日本代表右腕に、浦和学院、大阪桐蔭、日大三など名だたる名門校がスカウトに来る中、横浜の渡辺元智の言葉は違った。

 「うちに入ってプロに進めるかどうかは君の頑張り次第だ。もしプロに行きたいのなら、プロで通用するだけの練習と考え方は教えるから」


聖地のマウンドで躍動。東北(宮城)との1回戦で七回途中1失点に抑える
聖地のマウンドで躍動。東北(宮城)との1回戦で七回途中1失点に抑える

  祖父ほども年の離れた指揮官が、自分が目指す道と同じ方向を向いてくれた。「この人から野球を教わりたい」。その胸に飛び込む決意を固めた。横浜が春夏連覇した1998年に生まれ、祖父や両親が松坂大輔(中日)のような大投手になることを期待していたことも後押しした。

「最後の夏」の教え

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