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スーパースター編 6/100
野球人気再興のために 横浜高校 愛甲猛(下)

高校野球 | 神奈川新聞 | 2018年1月7日(日) 02:00

全国の頂点に立った愛甲。肘の痛みと戦いながら、大きなもの勝ち取った=1980年8月19日、甲子園球場。準々決勝の簑島戦から。
全国の頂点に立った愛甲。肘の痛みと戦いながら、大きなもの勝ち取った=1980年8月19日、甲子園球場。準々決勝の簑島戦から。

全国の頂点に立った愛甲。肘の痛みと戦いながら、大きなもの勝ち取った=1980年8月19日、甲子園球場。準々決勝の簑島戦から。
全国の頂点に立った愛甲。肘の痛みと戦いながら、大きなもの勝ち取った=1980年8月19日、甲子園球場。準々決勝の簑島戦から。

 全国の頂点に立った高校時代、20年間のプロ生活を通じ、酸いも甘いもかみ分けた愛甲猛は今、野球人気の再興のために立ち上がっている。

 2000年の現役引退後は芸能活動や会社経営のほか、小、中学生相手やクラブチーム「東京メッツ」のコーチとして、野球指導にも当たってきた。昨年末には学生野球指導者になるための「資格回復研修会」も受講。自身の経験を、高校野球の後輩たちに還元していく環境が整いつつある。

 モットーは「古き良きを生かす」。保護者の顔色をうかがわず、選手たちと真正面から向き合いたいという。「プロを目指す球児がいる中で、俺たち元プロは最高水準の野球、アマの指導者には伝えられない技術を伝えなきゃいけない」

 母校に限らず、多くの学校で指導に携わりたいと希望しているが、元プロの受け皿は限られているのが現実だ。「アマ指導者の中には資格回復に反対する人もいるが、非常勤のコーチでもいい。元プロがどんどん入るべきだ」


全国の頂点に輝き、グラウンドを行進する横浜ナイン。先頭の愛甲(左から2人目)が深紅の大優勝旗、続く安西(同3人目)が優勝盾を手にした=1980年8月22日、甲子園
全国の頂点に輝き、グラウンドを行進する横浜ナイン。先頭の愛甲(左から2人目)が深紅の大優勝旗、続く安西(同3人目)が優勝盾を手にした=1980年8月22日、甲子園

 資格回復制度などでプロとアマが近くはなっている。それでも研修会を通じ、「野球の中身はどんどん遠くなっている」と痛感したという。

 「俺の中で野球は三つに分かれる。ベースボールとプロ野球、高校野球。大人の考えでルールが決まり、高校野球はどんどんプロからかけ離れてしまったね」

 愛甲にとって高校野球のルールは「特別なもの」に映る。「例えば死球。プロでは打席で避けようが避けまいが当たれば死球だが、高校野球は避けなきゃ駄目。これがよく分からない。なぜ死球じゃないのっていう場面を何度も見てきた」

 「研修の中には『誤審』という項目はなかったけど、絶対必要だよ。大人が間違ったときに、間違いじゃないと押し通すことが、子どもの教育に正しいんですかね」


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