
高校野球の秋季県大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)第6日は22日、サーティーフォー保土ケ谷球場で準々決勝2試合が行われ、三浦学苑が3-0で立花学園を下し、前身の三浦時代以来となる55年ぶりのベスト4入りを決めた。今夏4強の桐光学園も3-0で横浜を破り、2年ぶりの準決勝に進んだ。一方、昨秋の王者・横浜の2年連続での選抜大会出場は絶望的となった。
三浦学苑はエース右腕長谷川翔(2年)が9回を5安打無四球で完封。打線も小刻みに得点して突き放した。
桐光学園はエース左腕安達壮汰(同)が決勝打となる先制の適時打を放ち、投げては9回6安打完封と投打に活躍した。
第7日は10月5日、同球場で相洋-東海大相模(試合開始午前10時)、三浦学苑-桐光学園(同午後0時半)の準決勝を行い、上位2校は関東大会出場が決まる。
長谷川 気迫の完封
91球で5安打完封。三浦学苑・エース長谷川の気迫が、55年ぶりのベスト4を手繰り寄せた。