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【甲子園】最後まで主将らしく 井上奮闘4安打3打点

高校野球 | 神奈川新聞 | 2019年8月16日(金) 23:52

【東海大相模-中京学院大中京】6回裏東海大相模無死、井上が左中間に本塁打を放つ。捕手藤田
【東海大相模-中京学院大中京】6回裏東海大相模無死、井上が左中間に本塁打を放つ。捕手藤田

東海大相模4-9中京学院大中京

 東海大相模の井上は最後まで、キャプテンらしくありたかった。

 「先頭だったのでチームに勢いを与えたかった」と使命感にあふれていた1-1の六回。ファーストストライクのカットボールを捉えた。風に乗った打球が、左中間スタンドに飛び込んだ。

 勝ち越し弾で主導権を握ったかに思えたが、直後の七回。リリーフ陣が打ち込まれた。「相手は押せ押せムード。焦りがあった」。自らの悪送球も重なり、重い7失点を喫した。

 門馬監督の就任以降、春夏3度の全国制覇メンバーは全て捕手のキャプテンがチームをまとめていた。日本一を宿命づけられた井上は、「最初はプレッシャーばかりだった」と胸の内を明かす。

 
 

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