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高校野球神奈川大会
日大藤沢、9失点降板のエース武冨 体力限界、球走らず

高校野球 | 神奈川新聞 | 2019年7月29日(月) 05:00

東海大相模24-1日大藤沢


3回、2ランを打たれ、打球を見つめる日大藤沢の武冨=横浜
3回、2ランを打たれ、打球を見つめる日大藤沢の武冨=横浜

 無得点に抑えた初回に、タテジマの威力を痛感した。いきなり三つ、強烈なライナーが外野に飛んだ。「春に対戦した時とは打球が違った。三者凡退でしたが、5点は取られるなと思った」。日大藤沢のエース武冨は、そう悟ったという。

 生命線である左打者外角へのスライダーを完全に見切られた。カウントを取りに行けば痛打された。「相模がそういう打撃をすることは分かっていた」。緩急で空回りさせ、山本昌広氏から教わったツーシームを勝負球にするはずだった。

 四回、鵜沼に2本目のホームランを打たれたところで降板。9失点。何もできなかった。

 横浜隼人のプロ注目佐藤に延長で投げ勝ち、鎌倉学園、桐光学園と第1シードを一人で抑えた。前評判以上の好投で23年ぶりの決勝に導いたが、計36回1/3を投げた体は限界に近づき、もう球は走らなかった。

 山本秀明監督(49)は、教え子にこう期待する。「武冨はこの先も、さらにその先もある投手。いつかは同級生にとって、自慢できる選手になってほしい」。本人もそのつもりだ。 


 

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