1. ホーム
  2. スポーツ
  3. 野球
  4. 高校野球
  5. 「60年生きて良かった」佐相監督

高校野球神奈川大会
「60年生きて良かった」佐相監督

高校野球 | 神奈川新聞 | 2019年7月26日(金) 00:56

県相模原8-6横浜


【横浜-県相模原】横浜を下し、初の4強入りを果たした県相模原の佐相監督=横浜
【横浜-県相模原】横浜を下し、初の4強入りを果たした県相模原の佐相監督=横浜

 ジャイアントキリングとは言わせない。横浜、東海大相模、桐光学園、慶応を“神奈川四天王”と位置付け、打ち破ることに心血を注いできた佐相真澄監督(60)は「気持ちいいですね。60年生きてきて良かった」と大きな喜びに浸った。

 七、八回に一挙8得点を奪った逆転勝ちに、進化の跡が見える。昨夏の北神奈川大会準々決勝では、東海大相模を相手に8-6で迎えた九回に3点を奪われて逆転サヨナラ負けした。

 「勝ちを意識しすぎてしまった」。ピンチでもチャンスでも余計なことを考えない「無」の境地に達するようにメンタルトレーニングを徹底。自身を客観視するため、打席に入る直前までテレビ中継の実況のように状況をつぶやくルーティンなども取り入れた。決勝打の中野は「考え過ぎなくなった」と笑う。

 これまでは夏の大会では選手をリラックスさせることに心を砕いていたが、逆に夏を特別だと思ってしまう選手もいたため、練習と同じように試合中のベンチで怒鳴ることも始めたという。

 「神奈川で打ち勝つ!」をテーマにした著書もある監督自身も、中学時代から強打が売りだった。法政二から日体大を経て、中学教師になると指導した3校を全国大会に導いた。高校野球に挑戦するため45歳で高校教諭に転身し、川崎北を経て、2012年から県相模原を指揮。卓越した打撃理論に加え、10キロのハンマーを振らせたり、体重を70キロまで増やさせたり。打倒私学の礎をこつこつと築いていった。

 本気で甲子園切符を手にするため、「四天王に勝たないと意味がない」と言い続けた。神奈川の高校野球史に残る激闘を制しても、「歴史を変えた感覚? なし。まだあと二つ。1試合ずつ、1球ずつ、それを大事にしながらまた練習します」と勝負師の顔に戻った。

この記事は有料会員限定です。

月額980円で有料記事読み放題/100円で24時間読み放題のコースも。詳しくはこちら

高校野球神奈川大会に関するその他のニュース

高校野球に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

野球に関するその他のニュース

アクセスランキング