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高校野球神奈川大会 準々決勝
強豪8校激突 準々決勝展望

高校野球 | 神奈川新聞 | 2019年7月24日(水) 05:00

 待ち焦がれた本格的な夏の到来とともに、グラウンドにも熱戦の風が吹く。第101回全国高校野球選手権神奈川大会は24、25の両日、横浜スタジアムで準々決勝が行われ、強豪8校が激突する。

 24日は悲願の初優勝を狙う第1シードの鎌倉学園と、1995年以来の頂点を目指す第3シードの日大藤沢が対戦。2012年以来の王座奪還を期す桐光学園は、初の甲子園を視野に入れる向上とぶつかる。

 25日は史上3校目となる4連覇をもくろむ王者横浜と、公立で唯一勝ち上がってきたノーシードの県相模原が相まみえる。今春の関東大会覇者の東海大相模は第2シードの相洋と顔を合わせる。

 激戦区・神奈川の頂点まであと3勝。激闘必至の準々決勝を主力選手らの成績を踏まえて展望する。


鎌倉学園・有馬(左)と日大藤沢・武冨(右)
鎌倉学園・有馬(左)と日大藤沢・武冨(右)

鎌学・有馬 高出塁誇る1番
日藤・武冨 休養十分な主戦

 ともに好左腕を擁する鎌倉学園と日大藤沢の対戦となり、ロースコアで我慢比べの展開が予想される。

 鎌倉学園のエース作野は5回戦の横浜商大戦で2失点完投と安定感は抜群。救援の左腕本多も丁寧にコースを突ける。打線はリードオフマン有馬が出塁率7割5分とけん引し、3番磯崎、下位に座る竹村はそれぞれ6打点とポイントゲッターとしての役割を担う。

 日大藤沢の主戦武冨は3回戦の横浜隼人戦で10回を3失点完投。4、5回戦は登板せず、休養も十分だ。打っては3試合コールドと振れている。打率5割超の石川を筆頭に、菅波、姫木が打率4割6分2厘と続く。森田はチームトップの6打点と勝負強く、鵜飼は3犠打とつなぎ役として貢献する。


桐光学園・安達(左)と向上・国崎(右)
桐光学園・安達(左)と向上・国崎(右)

桐光・安達 打率8強で最高
向上・国崎 足絡め揺さぶる

 4試合連続コールド勝ちと好調な桐光学園打線を、向上の投手陣が抑えられるかが鍵となる。

 桐光は8強最高のチーム打率4割5分2厘で4戦40得点をマーク。ともに6打点の主戦で4番の安達は打率5割3分8厘、3番唐橋は打率4割4分4厘と絶好調だ。楠本、鈴木の1、2番は高い出塁率を誇り、直井は打率5割超をマーク。投げては左腕安達、右腕谷村が無失点と安定する。

 向上は2年生エース右腕松村が全4試合で登板。直球とスライダーを武器に真っ向勝負する。右腕古沢との継投策もある。打線は打率5割の1番国崎がけん引、2本塁打6打点の4番石坂の脇を固める菅野、赤城も打率4割超。計18盗塁の足も絡めて揺さぶりたい。


東海大相模・遠藤(左)と相洋・加藤(右)
東海大相模・遠藤(左)と相洋・加藤(右)

東海・遠藤 万全状態の先発
相洋・加藤 昨秋の雪辱胸に

 東海大相模が9-1で制した昨秋の県大会4回戦以来の顔合わせ。雪辱に燃える相洋がどこまで迫れるか。

 東海は3回戦で慶応を16-3と圧倒するなど打線の破壊力が健在。8強で最多11打点の山村、パンチ力のあるリードオフマン鵜沼、打率5割超の加藤と2年生が躍動する。投手陣は右腕遠藤に加え、左腕の諸隈と冨重が先発する先を見据えた起用法で状態は万全だ。

 相洋はエース右腕本田が5回戦の戸塚戦で11回を完投。打撃の調子が上がってきた加藤との2年生バッテリーが中心となる。左腕吉川はここまで9回を1失点と安定する。4番山崎、6番国井、9番井上がそれぞれ4打点と、どこからでも得点を奪える打線で投手陣を援護したい。


横浜・及川(左)と県相模原・温品
横浜・及川(左)と県相模原・温品

横浜・及川 3枚の剛腕盤石
県相・温品 好調な強力打線

 プロ注目の左腕及川ら剛腕3枚を擁する横浜投手陣を、今夏4アーチの3番温品が引っ張る県相模原がどう攻略するか。

 横浜はチーム防御率0・69と投手陣が盤石。9回無失点の及川、右腕木下、左腕松本の2年生も先発で好投している。2本塁打9打点の津田、打率4割6分2厘の鬼頭の1、2番は出塁率が高く、勝負強い。今夏から4番の度会は打率4割超で5打点をマークする。

 1試合平均8得点の県相模原は、打率4割超の1番坂手が出塁し、10打点の温品や5打点の主砲風間、6打点の高橋につなぎたい。エース右腕天池は5回戦の横浜商戦で好救援するなど4試合で防御率2・79。中沢らが控える投手陣を引っ張る。

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