他にはない神奈川のニュースを!神奈川新聞 カナロコ

  1. ホーム
  2. スポーツ
  3. 野球
  4. 高校野球
  5. 3投手で無安打リレー 市ケ尾、コールド見据え起用

高校野球神奈川大会
3投手で無安打リレー 市ケ尾、コールド見据え起用

高校野球 | 神奈川新聞 | 2019年7月17日(水) 00:35

市ケ尾13-0大和東


(左から)市ケ尾の先発・佐藤、2番手・秋元、3番手・羽生=サーティーフォー相模原
(左から)市ケ尾の先発・佐藤、2番手・秋元、3番手・羽生=サーティーフォー相模原

 点差が大きく開いた四回1死二塁。市ケ尾ベンチは二走の投手・佐藤にピンチランナーを送る。

 ここまで無安打投球の2年生左腕は、記録達成の可能性を残して降板することが決まった。

 「無安打なのは後で知りましたが、仮にパーフェクトでも代えてましたよ。他に投げさせる投手がいたので」。独自の投球数ルール「市ケ尾ピッチスマート」を実践して注目される菅沢悠監督(32)には迷いがない。この日は球数ではなく、コールドゲーム成立の可能性を考えて佐藤を下げた。

 自らの失策で走者1人を出しただけの佐藤も「そろそろ来ると思ってました。全部は投げないと分かってましたし」と納得の表情。約2週間前には、2回戦の先発や継投順に加え、勝っても次戦は投げないことも伝えられていたという。

 指揮官は5回戦で横浜と戦うことを目標に、計5投手の起用法を頭の中で組み立てている。「選手にけがをさせずに勝つことが一番。ただ、この先は連戦。球数ルールを守れなくても仕方がないですかね」と笑った。

 
 

高校野球神奈川大会に関するその他のニュース

高校野球に関するその他のニュース

PR
PR
PR

[[ item.field_textarea_subtitle ]][[item.title]]

野球に関するその他のニュース

アクセスランキング