9月2日に開幕する高校野球の秋季県大会の組み合わせ抽選会が31日、横浜市内で開かれ、県内6地区の予選を勝ち上がった各校と、今夏の全国選手権大会代表として推薦出場する横浜を加えた88校の組み合わせが決まった。
夏に続く神奈川制覇を狙う横浜は、2日の2回戦で今夏16強の三浦学苑と対戦。神奈川大会準優勝の東海大相模は、3日の2回戦から登場する。また、同4強の桐光学園、日大、同8強の日大藤沢の3校が同じゾーンに入った。
決勝は24日午後1時、サーティーフォー保土ケ谷球場で実施。3位を決める代表決定戦は同日午前9時半、同球場で行われる。
上位3校が来春の選抜大会出場の選考材料となり、県内で開催される関東大会(10月21日から5日間)に出場する。
◇ライバル、互いに闘志
推薦出場の横浜には万波、板川ら甲子園組が12人残る。くじを引いた2年樋口は「新主将齊藤を中心にまとまりがある。全員で決勝で(東海大)相模を倒して選抜出場へ挑みたい」と意気込んだ。
一方、今夏準優勝の東海大相模は新主将小松がくじを引いた。小松や山田拓、森下ら上位打線は健在。28日の練習試合で夏の全国覇者・花咲徳栄に勝利し、チームの士気は高い。小松は「必ず選抜に出なければならない。まずは『打倒横浜』を果たす」と闘志を燃やした。
◇県高校野球秋季大会組み合わせ◇
23日10:00保
23日12:30保
▽代表決定戦=24日9:30保
※田奈・永谷・臨海は田奈・永谷・三浦臨海、市川崎・総合科学は市川崎・川崎総合科学
【会場】保=サーティーフォー保土ケ谷球場、大=大和スタジアム、八=藤沢八部球場、秦=秦野市カルチャーパーク野球場、小=小田原球場、い=いせはらサンシャイン・スタジアム、薬=俣野公園・横浜薬大スタジアム、本=本蓼川球場、川=川崎工科高、桜=横浜桜陽高、創=横浜創学館高釜利谷グラウンド、光=光明相模原高、師=大師高、湘=湘南学院高、原=小田原高、Y=横浜商高、隼=横浜隼人高、藤=日大藤沢高、桐=桐光学園高、商=横浜商大高、翔=藤沢翔陵高、東=東海大相模高、嶺=藤嶺藤沢高、慶=慶応高、武=武相高、平=平塚学園高湘南球場
※3回戦は9日、4回戦は10日。会場、時間は未定。