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高校野球神奈川大会
「疲れしっかり取って」 熱中症の怖さ知る、ベイの勝又

高校野球 | 神奈川新聞 | 2019年7月7日(日) 05:00

ベイスターズのルーキー勝又は高校時代の経験を踏まえ、熱中症予防の重要性を呼び掛ける
ベイスターズのルーキー勝又は高校時代の経験を踏まえ、熱中症予防の重要性を呼び掛ける

 プロ野球・横浜DeNAベイスターズのルーキー・勝又温史(19)は日大鶴ケ丘高3年だった昨夏、熱中症の恐ろしさを味わった。一歩間違えば命に危険が及ぶだけに、「連日試合が続くので疲れをしっかり取るなどして気を付けてほしい」と注意を呼び掛けている。

 昨夏の全国高校野球選手権西東京大会。最高気温が30度を超えた真夏日の神宮球場で行われた日大三との決勝で、日大鶴ケ丘は3-5のサヨナラ負けを喫した。

 エース勝又は、5失点しながら九回まで154球を投げ抜いた試合後、体の不調を訴えて病院へ救急搬送された。試合中から腕にしびれを感じていたというが、異変が生じたのは閉会式の後だった。

 「(表彰後の)写真撮影中に脇腹がつり始めて、めちゃくちゃ痛かった。ユニホームを着替えて取材に向かおうとしたら右脚、次に左脚がつり始めました。意識はあったんですけれど、全身がつって全く動けなかったですね」。脱水症状を伴う熱中症だった。

 厳しい暑さが続く中の大会で前兆はあった。初先発した3回戦でも体調を崩し、降板。

 「一度熱中症になったらまたかかりやすくなるから、と言われたので気を付けてはいたんですが…」。連日の猛暑で「めちゃくちゃ汗っかき」という勝又の体力は奪われ、大会期間中にも体重が5キロも減少。「夏場に体重が落ちるのはよくあることだけど、想像以上に暑かった」と振り返る。


横浜スタジアムのスコアボードにも熱中症対策を呼び掛けるメッセージが繰り返し表示された=昨夏の南神奈川大会決勝から
横浜スタジアムのスコアボードにも熱中症対策を呼び掛けるメッセージが繰り返し表示された=昨夏の南神奈川大会決勝から

 決勝の後、搬送先の病院で点滴治療を受けて大事には至らなかったが、今夏も厳しい暑さが予想されるだけに、小まめな水分補給の他にも後輩たちにアドバイスできる予防策はいろいろとある。

 「アンダーシャツをたくさん用意して、熱を逃すために小まめに着替えたり、試合当日に緊張して食事ができないのなら前の晩にたくさん食べたり。あとはお風呂でしっかりマッサージして疲れを取ったり、涼しい部屋で寝たりすることとか、いろいろありますね」

 試合中にめまいや立ちくらみ、筋肉のけいれんなど、少しでも熱中症の症状が出た場合には無理は禁物だが、「(球児が)無理をしないのは無理なので、そこは指導者の人が見てくれないと」と周囲の細かい気配りも大事になる。

 体の健康あってこその全力プレーだ。十分な熱中症対策をした上で「高校野球は一度しかない。本当に楽しんだもの勝ちです」と後輩球児たちにエールを送っている。

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