高校軟式野球の第64回全国選手権神奈川大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)の組み合わせ抽選会が19日、栄光学園高で行われ、参加24チーム(25校)の対戦カードが決まった。
7月15日にいせはらサンシャイン・スタジアムで開会式を行い、24日に大和スタジアムで行われる決勝(午前10時開始)まで熱戦を繰り広げる。今春の関東大会で準優勝した慶応は初戦2回戦で光明相模原-横浜清風の勝者と対戦。選手宣誓は県商工の主将伊東航介(3年)が務める。
優勝校は8月5、6の両日、埼玉県の熊谷運動公園野球場で行われる南関東大会に出場。同大会の優勝校が同月24~29日に兵庫県明石市などで行われる全国大会の出場権を獲得する。
大役に「見守って」

立候補した18校の主将から「選手宣誓」を引き当てたのは県商工の伊東。壇上のあいさつでは「みんなのやる気を引き出せるものにします。どうか温かい目で見守ってください」と笑いを誘った。
「正直、立候補するつもりはなかった。先生の視線、プレッシャーがあって手を挙げるしかないな、と」。今春の県大会で8強入りしたチームを率いるキャプテンは「全国大会に行きたい」と気持ちを新たにした。
