高校野球の第99回全国選手権神奈川大会は29日、横浜市中区の横浜スタジアムで横浜-東海大相模の決勝が行われ、横浜が9-3で東海を下して2年連続17度目の優勝を飾った。
両校が決勝で対戦したのは2年ぶり7度目。横浜は三回、増田珠(3年)と市村拓巳(3年)の本塁打で3点を勝ち越し。七回にも山崎拳登(2年)が3点本塁打を放った。左腕板川佳矢(2年)は3失点完投。全国最多189校の頂点に立った。
横浜は就任2年目の平田徹監督(34)のもと、大会随一の長打力と鍛えられた守備を武器に勝ち上がり、藤平尚真(現楽天)らを擁した昨夏に続いて甲子園出場を果たした。
全国選手権大会は8月4日に組み合わせ抽選会が行われ、同7日から15日間、兵庫県西宮市の甲子園球場で開催される。