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日大、快進撃支えた粘投 中島、北野の2年生コンビ 高校野球神奈川大会第15日

高校野球 | 神奈川新聞 | 2017年7月29日(土) 02:00

【日大-東海大相模】1回裏日大1死三塁。池内の遊ゴロで三走・池谷が先制のホームイン
【日大-東海大相模】1回裏日大1死三塁。池内の遊ゴロで三走・池谷が先制のホームイン

 東海大相模の壁は厚く、高かった。中島、北野の両腕を擁して快進撃を続けた日大だったが、1982年以来となる決勝進出はかなわなかった。

 悔やまれるのが1点リードで迎えた二回の守りだ。先頭打者への死球をきっかけに同点とされ、なおも2死二、三塁のピンチ。相手のプッシュバントの処理に当たった一塁池内が悪送球し、2点を勝ち越された。「一つのミスが大きな失点につながる」と先発北野。わずかな隙を見逃してくれるほど、2年前の全国王者は甘くなかった。

 ただ、以降は右腕も本来の調子を取り戻して緩急で翻弄(ほんろう)し、七回途中から継いだエース中島も粘投。強打の東海相手に最後まで大崩れしなかった。

 ノーシードながら泥くさく戦い、5回戦で星槎国際湘南のプロ注目右腕・本田を攻略するなどして、12年ぶりの4強進出。原動力はこの日を含めて計51イニングを投げた2年生コンビだ。

 伊藤謙吾監督(44)は就任21年目で悲願の甲子園にはまたも届かなかったが、「まだまだ成長できる二人。この負けを無駄にしないようにしてもらいたい」と期待を懸ける。「お互いを高め合うライバル」(北野)はこれからもしのぎを削り、雪辱の舞台に備える。

全員野球、初回に凝縮


 敗者の輝きは初回のチーム打撃に凝縮された。1死三塁、日大の3番池内が「確実にゴロで1点、という自分の役割を果たせた」という当たりは人工芝で大きく弾み、三走池谷が生還。春の王者・東海大相模から先手を取った。

 無死から二塁打で出た池谷も50メートル5秒9の俊足を生かし、次打者渥美の右飛で三進する好走塁。「泥くさい戦いが自分たちのスタイル」と、優勝候補を相手にリスクを冒してチャンスメークし、もぎとった1点だった。

 だが、続く守りで逆転を許すと、攻撃陣も二回以降は相手右腕に1安打。伊藤謙吾監督(44)は「投打に軸となる選手の差が出た」と完敗を認めつつ、「弱さを自覚し、いかに点を取るかという形は出せた」と教え子の健闘をたたえた。

 ノーシードからの躍進を振り返り、「横浜や相模のようにずぬけた選手がいなくても、チームプレーに徹して結果を出せた」と池谷は言う。35年ぶりの決勝進出、その先の甲子園には届かなかったが、追い求めた全員野球を最後まで貫いたことは誇っていい。

 日大・主将渥美(春季県大会で骨折し、6月末に復帰) 正直、ここまで来られるとは思わなかった。実力以上のものを出せた
 日大・4番中村 長打がいらないプレーを貫き通して、ベスト4まで残れたのは大きい。

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