5連打で初回に2点を先行と好スタートを切ったはずだった。よもやの逆転負けに第3シード横浜創学館・森田誠一監督(52)は「私の采配ミス」とうなだれた。
ここまで2試合17回を投げてきたエース川井に代わって送り出した伊藤がつかまった。四回に2死満塁から連続タイムリーで3失点。「1イニング早く代えておけば…」。指揮官は継投のタイミングを悔やむ。
後手に回った。五、七回と1死一、三塁をつくったがいずれも中軸が不発。救援したエースも、六回に与えてはいけない追加点を献上した。
劣勢のマウンドに立った川井は涙を拭う。「背番号1の重みを知った」。思いがけず早い幕切れだった。
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