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7月8日 開幕 高校野球神奈川大会展望

高校野球 | 神奈川新聞 | 2017年7月7日(金) 02:00

昨夏の決勝で慶応を破り、3年ぶり16度目の優勝を決めた横浜ナイン。ことしの栄冠をつかむのはどのチームか =2016年7月31日、横浜スタジアム
昨夏の決勝で慶応を破り、3年ぶり16度目の優勝を決めた横浜ナイン。ことしの栄冠をつかむのはどのチームか =2016年7月31日、横浜スタジアム

東海、横浜がリード
両雄追う慶応、桐光、星槎


 第99回全国高校野球選手権神奈川大会は8日、横浜スタジアムで開幕する。全国最多189校が出場し、甲子園を目指して県内11球場で29日の決勝まで熱戦を繰り広げる。優勝争いは今春の県大会を制し、春季関東大会で準優勝した2015年夏の全国覇者・東海大相模と、前年王者の横浜がリードするが、前回準優勝で昨秋の県大会を制した慶応、5年ぶりの優勝を狙う桐光学園、創部初の第1シードとなった星槎国際湘南なども頂点をうかがう。激戦必至の大会を展望する。

 2015年夏の全国覇者・東海大相模と、大会2連覇を狙う横浜が優勝候補の筆頭だ。

 東海大相模は今春の県大会で横浜を14-13で下し、関東大会でも準優勝。チーム力は抜けている。今春公式戦13試合で118得点の打線には切れ目がない。1、2番の小松、山田拓の両2年生は出塁率が高く、勝負強い4番森下、5番門馬に加え、喜友名、菊池ら下位も好打者ぞろい。

 昨秋のけがから復帰したエース左腕安里は140キロ超の直球に鋭いスライダーが武器。今春背番号1を担った右腕秋田に加え、大和田、齋藤も春の実績十分だ。

 平田監督就任後、県大会で優勝3度、準優勝2度の横浜は隙がない。プロ注目の4番増田は、今春まで公式戦23試合連続安打を記録するなど打撃センス抜群。齊藤、長南、万波ら2年生の活躍も期待される。

 春の県内公式戦で防御率0・96をマークした2年生エース板川は、強心臓で何度もピンチを救ってきた。3年塩原は春を経て安定感が増した。及川、黒須ら1年生の成長も楽しみだ。


期待の実力校


 両校を追う1番手は昨夏準優勝の慶応だ。4番正木は高校通算40発超。けがで春は欠場した好打者下山の復活が期待される。右腕森田は最速143キロと多彩な変化球を投げ込む大黒柱。好調の生井、渡邊の両左腕がエースを支えたい。

 創部7年目で初の第1シードで挑む星槎国際湘南は、今秋のドラフト候補に挙げられる右腕本田に運命を託す。最速149キロの速球に縦横のスライダーは力強い。昨夏2本塁打の4番松下ら打線も勢いがある。

 第1シードの桐光学園は渡部遼、逢阪、桂川の上位打線が経験豊かで得点力が高い。課題だった投手陣は主戦の右腕棒田が力を付け、1年生左腕冨田、2年生右腕二ツ橋らもたくましい。

 好チームがひしめく桐光学園ゾーンに入った桐蔭学園は主戦も担う3番柿崎が投打でチームを支える。土田、南木ら昨夏を経験した上位打線は破壊力がある。第2シード横浜隼人は3番秋元を軸とする強力打線で8季連続8強止まりの壁を打ち破りたい。平塚学園は攻守でバランスの良い布陣。橘学苑はタイプの異なる3投手に注目だ。


注目の投手は


 最速143キロの右腕石井がいる三浦学苑は今春、慶応相手に1点差の善戦。横浜創学館は高い制球力が持ち味の左腕川井がリズムをつくる。藤沢翔陵は昨夏8強の立役者、左腕西澤がリベンジに燃える。昨夏16強の平塚江南は2年生エース富田が健在だ。

 創部38年目で初めて夏のシード権を手にした大和南は今春、日大を破った打線が好調だ。2年連続のシードで夏を迎えた弥栄は、投手を含めた守備力が安定する。昨夏のシード校、川崎北、大師、菅のほか、桐光学園相手に善戦した戸塚、県相模原、桜丘、川和も力がある。

 第3シードの向上、相洋、日大藤沢も強豪を脅かす力を秘める。今春、土俵際まで慶応を追い詰めた法政二や、横浜商といった古豪に加え、昨秋4強の横浜商大、昨春準優勝の日大の巻き返しも注目される。この夏唯一の合同チームで臨む相模原青陵・神奈川総産の奮闘にも期待したい。


■高校野球神奈川大会トーナメント表(PDF)■

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