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桐光 投手戦制す、緩急の継投で幻惑/県高校野球春季大会

高校野球 | 神奈川新聞 | 2010年4月26日(月) 00:04

【桐光学園-桐蔭学園】先発し5回を1失点に抑える好投を見せた桐光学園・久保田=相模原球場
【桐光学園-桐蔭学園】先発し5回を1失点に抑える好投を見せた桐光学園・久保田=相模原球場

例えるなら「柔」と「剛」。左腕久保田から右腕森へ。桐光学園が、異なるタイプの投手リレーで、桐蔭学園打線を1点に封じた。

久保田の武器は、大きく弧を描くカーブ。今大会初登板とあって、初回はボールが上ずり死球を与えたものの、捕手の佐々木に引っ張られリズムに乗った。

三回2死一塁、桐蔭の主砲渋谷を追い込むと、スローカーブで裏をかいて二ゴロに。三回に同点に追い付かれたが、「強気にいけるところまで」の一念で腕を振った。

六回、野呂雅之監督はスパッとエース・森に交代。森は速球と切れのあるスライダーで押して、4回を2安打に。指揮官は「今の段階では、去年の東條のように最後まで投げ切れる投手がいないから」と説明したが、桐蔭を落差ある継投で幻惑した。

内野陣は、俊足の多い相手と見るや、一歩前で構えてゴロをさばいた。

「仮に来週、もう一度桐蔭と戦ったら同じようにはいかないかも」と野呂監督は言う。だが、大会は一発勝負。試合巧者の桐光野球が集約されていた。

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