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沖縄出身の双子、大城兄弟に両親や親族ら総勢35人が声援/東海大相模

高校野球 | 神奈川新聞 | 2010年3月28日(日) 00:16

勝利を信じ東海大相模ナインに声援を送る大城兄弟の父の昌人さん(右)と母親の淳子さん=兵庫県西宮市の甲子園球場
勝利を信じ東海大相模ナインに声援を送る大城兄弟の父の昌人さん(右)と母親の淳子さん=兵庫県西宮市の甲子園球場

第82回選抜高校野球大会(甲子園球場)に出場した東海大相模は27日、福岡の自由ケ丘と1回戦で対戦した。観客席には、沖縄出身の双子の3年生、大城建二・卓三選手の両親、親族ら総勢35人が駆け付け、声援を送った。

上は80歳から下は1歳まで。大城兄弟の父・昌人さん(48)、母・淳子さん(46)に加え、親族35人が沖縄からやってきた。沖縄独特の応援スタイルの口笛を鳴らして東海ナインを鼓舞し、そのスタンドだけは、まるで沖縄代表だった。

那覇市出身の双子兄弟。二つ上の兄・昌士(東海大)さんもかつては東海大相模高で活躍しており、兄の姿を追って同校に進んで選抜出場を果たした2人に、父・昌人さんは「感無量です」。

普段から親せき付き合いは親密で、今回の応援団は自然な成り行きで結成したという。銀行員の昌人さんは「沖縄では、甲子園に出たら、みんな有給を使って応援に行くもの」とニッコリ。職場の同僚が作ってくれた応援用のタオルを持参した。

うり二つの双子だが、淳子さんによると「建二はしっかり者で、卓三はおっとり」。2人が家を出たことで「最初は家が空っぽになって寂しかった」というが、「でも会うたびに成長している」と、大舞台での勇姿に目を細めた。

試合は2―4で敗退。少年野球の監督も務める昌人さんは、「これも勝負事。すぐに切り替えてほしい。夏は2人がダイヤモンドで活躍する姿を楽しみにしています」と、息子たちを見詰めた。

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