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横浜、慶応8強 県高校野球春季大会

高校野球 | 神奈川新聞 | 2017年4月23日(日) 02:00

 高校野球の県春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)第8日は22日、サーティーフォー保土ケ谷球場と横浜商大みどりキャンパス野球場で4回戦5試合を行い、昨秋優勝の慶応や同準優勝の横浜が勝ち進み、8強入りした。

 横浜は4番増田珠(3年)の決勝2ランなどで桐蔭学園を7-3で退け、慶応は同点の九回に新美貫太(同)の適時中前打で勝ち越し、2-1で三浦学苑に競り勝った。平塚学園-相洋は互いに譲らぬ熱戦を平学が4-3でものにした。

 星槎国際湘南は延長十一回の末、4-3で日大藤沢を下し、創部7年目で初の夏の神奈川大会第2シード以上を手にした。エース本田仁海(3年)が14奪三振3失点で投げ切った。橘学苑は横浜創学館に8-5で逆転勝利して7年ぶりの8強入り。

 第9日は23日、保土ケ谷球場で4回戦の残り3試合を行う。


23日の試合
23日の試合

制球乱れ、痛い失点



 桐蔭学園はこの春から背番号1を託された先発小諸が崩れ、8回7失点。一回から押し出し四球を与えるなど計10四死球と乱れた。

 横浜と公式戦で対戦するのは2015年秋の県大会4回戦以来。1年だった小諸は4番手で救援したが、この時も制球が定まらず、アウトを一つも取れず降板。「当時を思い出し、思わず力んでしまった」と悔しがった。

 一回に2ランを放った4番南木は捕手として「課題は投手陣。自分がリードしてあげないといけない」と誓っていた。
(サーティーフォー保土ケ谷)

悔しさ晴らす殊勲打


 平塚学園は2点を追う展開から七、八回に1点を奪い、最後は3-3の九回無死二塁で途中出場の持田が左越えの適時二塁打を放った。

 2年生ながら地区予選では背番号8をもらったが、初戦で無安打に終わり、現在は背番号18でスタメンも外された。「悔しかった。絶対打ってやろうという気持ちしかなかった」と持田。八木監督は「勝負強い選手ではないが、意地で打ってくれた」とたたえた。

 準々決勝は横浜戦。「しっかりアピールできたのは大きい。次もバットを振り切ってチームに貢献したい」と飛躍を誓った。
(サーティーフォー保土ケ谷)

慶応、またも辛勝


 昨秋王者の慶応が、法政二に逆転サヨナラ勝ちした3回戦に続いて、苦しみながらの勝利で8強進出。森林監督は「しんどい経験ができたことは夏に向けた収穫」と前向きにとらえた。

 終盤まで1-1の投手戦。九回無死三塁で決勝の中前打を放った主将新美は「昨秋の関東大会は接戦で敗れたけど、こういう試合に勝てたことは大きい」と話し、九回裏に救援して3人で抑えた森田は「調子が上がらない中でも、何とかするのがエースの仕事」と振り返った。(サーティーフォー保土ケ谷)

星槎、初の春8強 創部7年目で



 
 

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