神奈川県高校野球春季大会はいよいよ大詰め。5日に準決勝が、6日に決勝と3位決定戦が、ともに横浜スタジアムで行われる。4強入りしたのは慶応、横浜隼人、東海大相模、相洋。相洋は3季連続優勝を目指した横浜を下し、実に23年ぶりの夏の第1シードを手にした。タイブレークにもつれた注目の横浜─相洋戦を、神奈川新聞の担当記者2人で振り返った。(藤江広祐高校野球キャップ、和城信行編集委員)
合言葉は「打倒横浜」

和城 横浜にしても相模にしても慶応にしても、苦戦する場面があっても何だかんだで勝ってくる。実はそう思って見てたよね。勝ち切った相洋は本当にナイスゲーム。試合後の様子はどうだった?
藤江 まさに興奮冷めやらぬといった感じでした。組み合わせが決まった時からここに向けてやってきたと。
和城 中学時代、横浜の緒方と同じオセアン横浜ヤングでプレーしていた選手が複数いるんだね。
横浜下した相洋の決め手は 準決勝展望は 担当記者放談
4強入りを決めスタンドにあいさつする相洋ナイン [写真番号:1156578]
ゲームセットの瞬間、抱き合って喜ぶ相洋・山本(右)と川嶋 [写真番号:1156579]
横浜を破り、両手を突き上げて外野陣を迎える相洋の選手たち [写真番号:1156580]
横浜の先発・鈴木 [写真番号:1156586]
ヘッドスライディングで先制のホームに飛び込んだ相洋・本多(右) [写真番号:1156589]
3回に2点を先制されマウンドに集まる横浜内野陣 [写真番号:1156590]
2番手で好投した相洋の左腕・中島(中央) [写真番号:1156585]
延長10回、相洋・渡辺が決勝の左前打。打球の行方を見詰める横浜ベンチ [写真番号:1156591]
延長10回、横浜・峯の送りバントが捕ゴロになる [写真番号:1156592]
延長10回、中飛でゲームセットとなり飛び上がって喜ぶ相洋・大谷(右)と、天を仰ぐ横浜・栗山 [写真番号:1156593]