
第95回選抜高校野球大会(3月18日から14日間・甲子園)の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内で行われた。5年ぶり10度目の出場となる慶応は、第4日の第3試合(午後2時開始)で昨夏の全国高校野球選手権大会を初制覇した仙台育英(宮城)と対戦する。
新型コロナウイルスの影響で、抽選会は昨年までリモートで行われていたが、4年ぶりに対面で実施。センバツでは2019年春以来に出場校の主将が一堂に会した。
今大会で監督としては3度目の甲子園となる慶応の森林貴彦監督(49)は「最高の舞台で前年夏の優勝校という最高の相手とできることは幸せ。どれだけ挑戦できるか」、大村昊澄主将は「人としても、野球選手としても一番成長できたと思える大会にしたい」と意気込んだ。
仙台育英は昨夏の甲子園で東北勢初の優勝を成し遂げた名門。昨秋の東北大会を制し、明治神宮大会で4強入りした。
「好投手打ち崩したい」
相手にとって不足なし。慶応の初戦は、昨夏に日本一を極めた仙台育英に決まった。組み合わせ抽選会後に、横浜市港北区の同校グラウンドで報道陣の取材に応じた森林貴彦監督(49)は「最高の相手。舞台は整った」と闘志を示した。
慶応の初戦は昨夏覇者・仙台育英 森林監督「最高の相手」
対戦が決まり、ポーズをとる仙台育英の山田脩也主将と慶応の大村昊澄主将=10日、大阪市(代表撮影) [写真番号:1145631]
抽選会後の練習で学生コーチから指導を受ける清原(右)=慶応高日吉台野球場 [写真番号:1145579]