
慶応の5年ぶり10度目となる選抜高校野球大会への出場が決まり一夜明けた28日、西武や巨人などで活躍した清原和博氏の次男、勝児内野手(1年)が報道陣の取材に応じ、「自分というよりも、チームが勝つ姿を見せたい」と意気込みを語った。
吉報を受けた27日夜。帰宅後に偉大な父から一本の電話があった。「おめでとう。精いっぱい頑張れ」。シンプルな激励に込められた気遣いが、素直に胸に届いた。父がPL高時代に通算13本塁打を放ち、金字塔を打ち立てた甲子園は勝児にとっても小さい頃から憧れた舞台。「頑張らないといけないなと思いながら、今日は練習に来た」。実感はまだあまり湧かないというが、覚悟をうかがわせる言葉は力強い。
「自分は自分」
慶応・清原「チーム勝つ姿見せたい」 父から電話で激励も
バックトスをする清原=慶応高グラウンド(立石 祐志写す) [写真番号:1136833]
センバツ選出から一夜明け、はつらつとした動きを見せた慶応ナイン=慶応高グラウンド(立石 祐志写す) [写真番号:1136834]
ランニングする慶応ナイン=慶応高グラウンド(立石 祐志写す) [写真番号:1136835]