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高校野球 秋季関東大会
慶応・清原、父の前で初の本塁打 〝エラー〟で打席に闘志

高校野球 | 神奈川新聞 | 2022年10月22日(土) 15:40

慶応5―3常磐大高

【慶応―常磐大高】4回裏慶応1死一塁。清原が勝ち越し2ランを放ち、笑顔で生還=レジデンシャルスタジアム大宮(花輪 久写す)

 四回裏1死一塁。カウント2ボールから、インコースへのストレートを迷いなく振り抜いた。手応えを残した打球はライナーで左翼ポール際に。打った瞬間に分かる勝ち越し2ラン。描いたアーチの完璧さが、慶応優位の流れを決定づけた。

 伏線は直前の守り。2死二塁で強い三ゴロが清原の前に。正面だったが「前に出ると(バウンドが)合わないと思った」。一歩下がって捕球しようとしたところで打球は高くイレギュラーし、同点とされた。

 記録はヒット。だが「正直、やっちゃったと思った。小宅が一生懸命、投げていたのに」と清原。次の打席で燃えないはずがない。

 ただ、そこでいたずらに力まないのも天性のスラッガーならではか。「エラーを取り返そうと意識し過ぎると結果は出ない。センター返しを心掛けた」。そして「第1打席で内角を攻められた。また来ると思って張っていた」。ボールカウントは関係ない。狙い通りの球を一瞬で仕留めた。

ユニホームに縫い付けた父の西武時代のもの

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