三浦学苑4―0日大藤沢
3安打完封した三浦学苑の鈴木=サーティーフォー相模原球場
九回2死満塁。三浦学苑の鈴木が最後の打者を三ゴロに打ち取ると、マウンドに歓喜の輪ができた。今夏に続く優勝に、背番号2の右腕は「緊張したけど、なんとかゼロに抑えてチームに貢献できてよかった」とはにかんだ。
投打に全国選手権ベスト4の力を見せつけた。準決勝まで捕手だった鈴木は県大会初登板。「カーブの制球が良かった」と3安打完封で起用に応えた。攻めては初回1死一、三塁から重盗を仕掛けて相手の悪送球を誘い、敵失も利して2点を先制した。
鈴木「まだ発展途上だけど」