横浜6―3慶応

関東大会出場が決まった後の決勝。慶応のテーマは、これから先、春、そして夏と必ず立ちはだかることになる横浜との戦いぶりだった。
今大会の全試合で初回に得点を挙げてきた横浜を三者凡退に抑える。その裏、1死から大村、渡辺憩が連続安打。2死後に福井、延末が見事な連続タイムリーで2点を先制した。「初球は直球を振っていって、追い込まれたらスライダー」と大村。先発の松井も「意識していた初回の入りはうまくいった」と振り返った。
だが、そこから思うようにいかないのが横浜の強さか。
「欲が出た」リード裏目に
慶応ナイン 対横浜「名前負け」も手応え十分
【慶応―横浜】1回裏慶応2死一、二塁。福井が先制の適時二塁打を放つ=サーティーフォー保土ケ谷(立石 祐志写す) [写真番号:1114380]
5回、2死一、二塁のピンチでマウンドに集まる慶応ナイン=サーティーフォー保土ケ谷(立石 祐志写す) [写真番号:1114382]