東海大相模6-2横浜創学館

東海大相模は、六回途中で今大会好投を続ける右腕庄司を投入。想定外の継投かと思いきや、原俊介監督(44)は「接戦になったらいくぞと庄司には伝えてあった。七回以降かと思っていたので少し早かったが、あそこで追いつかれれば流れは相手にいっていた」と納得顔だった。
「あそこ」とは、3-2に詰め寄られてなお無死一、三塁の六回。庄司は「緊急登板だった」というものの、準々決勝と変わりない低めを突く投球で後続を二ゴロに。二塁及川が好守で三走を本塁で刺し、ピンチを脱した。その裏には先頭の4番求が今大会初本塁打を放つなど、守備も打線も庄司投入の意味を感じ取った。
「横浜との試合は特別」
東海大相模・庄司 勝負どころで「緊急登板」、流れ渡さず
【東海大相模―横浜創学館】6回途中から登板、1安打無失点と好投した東海大相模の庄司(中央)=横浜(石井 啓祐写す) [写真番号:1102756]
【東海大相模―横浜創学館】 [写真番号:1102757]