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高校野球神奈川大会 準々決勝
昨夏は出場辞退 東海大相模OBもスタンドに「日本一を」

高校野球 | 神奈川新聞 | 2022年7月23日(土) 20:20

昨夏の神奈川大会で出場辞退を余儀なくされた東海大相模高の卒業生ら=横浜スタジアム

 高校野球の全国選手権神奈川大会が行われた23日、横浜スタジアム(横浜市中区)のスタンドには東海大相模高を今春卒業したOBの姿があった。昨春の選抜大会を制し、甲子園春夏連覇を掲げて臨んだ昨夏の神奈川大会。当時の3年生は準々決勝を目前にしながら新型コロナウイルス禍で出場辞退を余儀なくされた。「最後まで戦い終えてほしい」。つらい経験を共にした後輩たちを祈るような気持ちで見守っている。

 屈指の好カードとみられた慶応高との一戦を9─0で圧倒。3年ぶりの準決勝進出を決めた後輩らの姿を見届けると、昨春の選抜優勝メンバーから自然と笑みがこぼれた。

 「全体的にレベルアップして本当に強くなった」。昨年のチームをけん引した当時の主将、大塚瑠晏(るあん)さん(東海大1年)は目を細める。帰省期間を利用し、この夏はほとんどの試合に足を運んでいる。

 昨年の主砲で、大塚さんとともに東海大に進学した柴田疾(はやて)さん(同)も母校の勝利を喜ぶ。この日活躍した百瀬和真選手(3年)らの求めに応じ、打撃指導。「本人の頑張りだとは思うが打ってくれてありがたい」と笑う。

 自分たちにとっての最後の夏は唐突に終わった。昨年7月24日、部内で新型コロナウイルスの集団感染が判明。戦わずにして夢がついえ、「どういう感情になればいいのか分からなかった」(大塚さん)という。

 不条理な夏を経験したからこそ、後輩に託す思いも強くなる。大塚さんは「自分たちは最後まで戦えなかった。無事に戦い終えてほしいし、甲子園に出場して日本一を取ってきてほしい」。柴田さんは「昨年よりも強いと思う。自分たちの分も優勝してほしい」とエールを送った。(藤江 広祐)

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