
東海大相模9-0慶応
まさにアグレッシブ。東海大相模が潮目の変化を逃さず、一気呵成に攻め立てた。
二回。二つの敵失に犠打を絡めて1死一、三塁とし、9番庄司が外側へのウエストボールを中前に運ぶ技ありの先制打。武井も右越えのタイムリー二塁打で続き、今大会7犠打の及川はスクイズ成功とそつがない。
「1点が重くなる。打つ、つなぐを併せ持った攻撃が必要」と原俊介監督(44)。チーム方針の低い打球を徹底し、この回だけで打者一巡の4得点。試合の流れを手繰り寄せ、注目の強豪対決で地力の差を示した。
一気にスイッチ入った理由
東海大相模、一気呵成の先制 打者1巡で計4点
【慶応―東海大相模】2回表東海大相模1死一、三塁。先制の適時打を放ち、笑顔を見せる庄司=横浜(田中 伸弥写す) [写真番号:1102436]
【慶応―東海大相模】2回表東海大相模1死二、三塁。及川がスクイズを決め3点目を挙げる。捕手吉開=横浜(萩原 昭紀写す) [写真番号:1102437]