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高校野球神奈川大会
序盤の熱戦振り返る 3回戦の注目カードも 担当記者放談

高校野球 | 神奈川新聞 | 2022年7月15日(金) 21:25

 第104回全国高校野球選手権神奈川大会は、14日までに1、2回戦を終了した。シード校がすべて初戦を突破したのは2015年以来。神奈川新聞の高校野球担当記者2人が、序盤の熱戦を振り返り、16日からの中盤戦を展望した。(松村祐介高校野球キャップ、和城信行編集委員)

初戦は毎年難しい

初戦は接戦を制した第3シード山北

 松村 シード16校がすべて3回戦に進みました。意外に珍しいことで、7年ぶりです。

 和城 シード校は、1回戦を勝ってきた相手とやるし、開幕から長く待たされるチームもあるので、初戦は毎年難しい。16チーム中6チームが公立校にも関わらずきっちり勝ったのは素晴らしいと思う。

 松村 公立のシードは打ち勝つ試合が多かったですね。金沢、市ケ尾、相模原弥栄と2桁得点です。今年の公立勢の雰囲気を何やら感じます。

 和城 苦戦したのが第1シードの桐光学園と第3シードの横浜隼人。藤沢翔陵、立花学園、山北も1点差の辛勝だった。

 立花学園は橘に3点先制されて、八回に逆転。山北も七回に勝ち越した7-6のゲーム。翔陵は九回に1点差に追い上げられた。それでも勝つのがシード校の意地かな。相手もシードに名前負けしない好チームで、いい試合だった。

 松村 春王者の桐光もあわやという試合でした。開幕戦を勝った法政二の勢いを感じました。桐光はエース針谷が結構、打たれた。でも負けない。七回に勝ち越されても選手に慌てる様子もない。終盤に連打で逆転できるのは、やっぱり強いです。

 和城 隼人が苦戦した相手は川和。大会前のこのコラムで「1回戦の注目は川和-戸塚だ!」って盛り上がったけど、当たったね。うれしい(笑)。

 松村 大会前、いろんな学校の監督からも「絶対取材に行ったほうがいい」と言われていましたが、その通りでした。川和、戸塚ともに2桁安打で1点を争うシーソーゲーム。打倒私学を掲げてきた両校のチーム力を感じました。

 1点差で勝った川和は2回戦で隼人とも好ゲーム。八、九回で2点差を追い付いた。公立ということを抜きにしても普通に強くて、いいチームでした。

強豪私学を倒すには

 
 

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