藤嶺藤沢10-0桜丘(6回コールド)
藤嶺藤沢はエース重松から、2年の宮沢、根岸の継投で六回零封。前の2投手は無安打ながら交代していった。
早めの継投の理由を、山田晃生監督(64)は「2年生に経験を積ませたい。まあ、秋以降に向けてね」と説明。
だが「夏は?」と尋ねると、「根岸は左で、四死球が少なくて防御率は一番いい。宮沢はアンダースローで右打者に強い。投手力で上まで行こうと思っている。うちはスモールベースボールだけど、負けてもしょうがないと思えるのは準決勝以降かな」。
ベテラン監督はニヤリと笑った。