第104回全国高校野球選手権神奈川大会は9日に開幕する。実力伯仲で混戦が予想される今大会は好投手もめじろ押しだ。全国指折りの激戦区を勝ち抜くのはどの学校のエースか。注目の8投手を紹介する。
夏も4強を目指す藤沢清流の木島=藤沢清流高グラウンド
大会屈指のサウスポーは今春、その名を一気にとどろかせた。春季県大会で創部初の第1シードをつかんだ藤沢清流の木島直哉(3年)は「自信を持ってストレートを投げ切れた」と胸を張る。
185センチ、90キロの堂々たる体格。マウンドでは135キロの球速以上に重い速球を右打者の内角に投げ込んでは詰まらせ、左打者は切れ味鋭いスライダーで泳がせる。
おまえが投げないと