神奈川県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)最終日は1日、横浜スタジアムで決勝が行われ、桐光学園が6─2で桐蔭学園を下し、12年ぶり4度目の栄冠に輝いた。
桐光は1点を追う初回2死二塁から石井嘉朗(3年)が左前へ同点適時打。さらに磯貝一斗(2年)が二遊間を破る勝ち越し打を放った。二回にも篁哲郎(3年)、磯貝のタイムリーなどで3点を追加した。
エース右腕の針谷隼和(3年)は7安打2失点で完投。先発出場した1年の森駿太、矢竹開、中村優太の3選手も攻守で活躍した。
桐蔭は先発した主戦の山口凱矢(3年)が二回途中5失点。六回に小林啓剛(3年)が左越えにソロ本塁打を放つも及ばなかった。
両校は21日から栃木県で開催される春季関東大会に出場する。