県高校野球春季大会(県高野連主催、神奈川新聞社など後援)第5日は23日、サーティーフォー保土ケ谷球場で東海大相模―桐蔭学園、藤沢清流―立花学園の準々決勝2試合が行われ、桐蔭と清流がベスト4進出を決めた。
桐蔭は1点を追う四回、阿南正輝(3年)、小林啓剛(3年)の適時打などで一挙6得点。9―5で東海を下し、9年ぶりの4強入りを果たした。東海が県内公式戦で敗れたのは、新型コロナウイルスの集団感染で途中辞退した昨夏を除くと2018年秋以来。
清流はエース木島直哉(3年)が3失点で完投した。九回に代打樫山航陽(3年)が決勝打を放ち、立花に4―3でサヨナラ勝ち。初の準決勝へ駒を進めた。
第6日は24日、同球場で桐光学園―横浜(試合開始午前10時)の準々決勝1試合を行う。当初予定されていた横浜商大―横浜商(Y校)は、複数の部員が新型コロナウイルスの陽性判定を受けたとして商大から辞退の申し出があり、Y校の不戦勝となった。
【スコア詳細は以下】