横浜創学館5-2慶応
2点を追う五回2死満塁。慶応・前田が外角低めに投じた渾身(こんしん)の直球が鋭い打球音とともに右中間へ抜けていく。
試合の流れを決定づける走者一掃の三塁打。手負いのエースは「真っ向勝負での力負け。相手が狙ってしっかり踏み込んできた」と目を真っ赤に腫らした。
調子は悪くなかった。
手負いのエース、貫いた直球勝負 慶応・前田「力負け」
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【横浜創学館―慶応】4回途中から7回まで投げ、4安打4失点だった慶応の前田=相石ひらつか(萩原 昭紀写す) [写真番号:723305]