厚木北6-3横須賀学院
エース遠藤がバットに空を切らせ、第3シードの横須賀学院から27個目のアウトを奪う。勝ちどきを上げる厚木北ナインの背中に、監督経験3カ月の嘉藤有紀監督(34)は「この山は越えないといけなかった」と胸をなで下ろした。
攻守で完成度の高さを示した。3犠打をいずれも得点につなげれば、失点を喫した六、七回の守りでは併殺打に仕留め、相手打線の勢いを止めた。日々の守備練習ではシートノックをせず、緩い球を強打して「生きた打球」を処理してきたたまものだが、嘉藤監督は「前任の監督が育てたおかげです」と謙遜した。
厚木北、シード校を下す エース・遠藤、監督と二人三脚
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【横須賀学院-厚木北】6回のピンチを切り抜け笑顔を見せる厚木北先発・伊藤=サーティーフォー保土ケ谷(花輪 久写す) [写真番号:698505]