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渡辺元智氏 門馬君が全てを終えたら「お疲れさま」

高校野球 | 神奈川新聞 | 2021年7月2日(金) 05:00

引退した横浜の渡辺元監督と握手を交わす=2015年7月、横浜スタジアム

 「まだこれからだと思っていたが…。残念でならない」。春夏4度の甲子園制覇を遂げた門馬敬治・東海大相模監督の退任決断を受け、数多くの名勝負を繰り広げた横浜の渡辺元智元監督(76)はそう話す。

 自身が退いたのは2015年夏の神奈川大会。東海大相模との決勝に敗れ、試合後は門馬監督と握手を交わした。「『(東海大)相模の野球だけでなく、神奈川の野球、日本の野球のために頑張ってほしい』と伝えたが、託すのは彼しかいないと思ったから」。それだけに表情は沈む。

他校指導者ら衝撃隠せず

本紙対談を終え、握手を交わす(左から)門馬敬治監督、野呂雅之監督、森林貴彦監督=2018年3月、横浜市内

 打倒に燃えていた指導者も一様に声を落とす。

 日大藤沢の山本秀明監督(51)は「すごく残念だし、これからの神奈川の高校球界はどうなっていくのか。それくらいの衝撃」。02年夏に東海大相模を破り、初めて神奈川を制した桐光学園の野呂雅之監督(60)も敬意を持って言う。「門馬監督の東海大相模は、渡辺先生が率いた横浜と同じく、いつでも目標とするチームだった。もう少し戦いたかった」

 今夏が終わると、全国制覇の経験を持つ指揮官が神奈川からいなくなる。慶応の森林貴彦監督(48)は「群雄割拠の中で成長し合えるのが神奈川の高校野球。新たな名シーンをつくっていきたい」と気を引き締める。

 渡辺元監督がしみじみ言った。「お疲れさまとは簡単には言えない。だが、全てを終えたとき、門馬君には心からお疲れさまと伝えたい」

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