桐蔭学園3-2三浦学苑
高校軟式野球の春季県大会は9日、サーティーフォー相模原球場で決勝が行われ、桐蔭学園が三浦学苑を3─2で下し、11大会ぶり6度目の優勝を飾った。
桐蔭は、0─1の四回に福田慶太(3年)の左翼線への適時二塁打で追い付くと、五回は相手投手の暴投で勝ち越しに成功、七回には敵失で1点を追加した。四回から登板した田口碧都(同)は九回の三浦学苑の反撃を1点に抑え、リードを守り切った。
両校は、28日から栃木県で開催される春季関東大会に出場する。
救援の田口、夏こそ「背番1」
九回だった。1点差に迫られ、なおも2死一塁。相手の4番打者がはじき返したライナーを、一塁側に目いっぱい伸ばした左手のグラブに収めると、桐蔭学園の田口は雄たけびを上げた。「あまり記憶がなくて…」。背番号10はそう言ってはにかんだ。
今大会は2試合に先発して無失点と好調。
桐蔭学園が逃げ切り優勝 11大会ぶり、三浦学苑下す
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ラストバッターを打ち取り雄たけびを上げる桐蔭学園の田口(左)と喜ぶ選手たち=サーティーフォー相模原球場 [写真番号:614199]