外野手 小平直道
つなぐ伝統 東海のキーマン(4)「信は力なり」を胸に
高校野球 | 神奈川新聞 | 2021年3月25日(木) 11:10
選抜高校野球大会で初戦を突破した東海大相模。10年ぶりの春の頂点に向け、大会第7日の26日に鳥取城北との2回戦に臨むチームのキープレーヤーを紹介する。

「上位がつながるのは、下位もつながっているから」
禅問答のような独特な語り口で東海大相模の門馬敬治監督(51)が説く下位打線の一角を担うのは小平直道(3年)だ。20日の初戦では甲子園初ヒットを放ち、「初めて応援団がいる中で打てて興奮した」と喜びをかみしめる。
8番ライトの定位置をつかんだ道程は泥くさい努力が詰まっている。「1年時は(主に控え選手の)B戦にも出られなくて正直、焦った」時期もあったという。