「とにかく1%の可能性を信じて最後の最後まで最大限のことをやろう」
1月の初練習で東海大相模の門馬敬治監督(51)が掲げたスローガンは「つながる」。コロナ禍の相次ぐ公式戦中止や昨秋の悔しい敗戦を踏まえ、選手の前でそう繰り返してきた。
関東大会準々決勝の東海大甲府(山梨)戦は、勝てば選抜大会出場を確実にする大一番だった。「今でも試合の映像を見返す」と主将大塚が話すように、選手や指揮官の記憶に刻まれている。
「だから勝負は分からない」
つなぐ伝統(中) 「甲子園基準」強く意識、成長追い求め
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昨秋の関東大会準々決勝では東海大甲府にサヨナラ負けを喫した東海大相模=昨年10月、ZOZOマリンスタジアム [写真番号:547340]