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Next Stage プロ野球への一歩
相洋高・本田真也 「悔恨の一球」糧に大学へ

高校野球 | 神奈川新聞 | 2021年2月15日(月) 05:00

 ドラフト指名漏れや今も記憶に残る悔しい試合─。雪辱を誓い、次のステージでプロを目指して成長を誓う県内ゆかりの選手たちの思いに迫る。


1年秋から登板し、昨夏の代替大会決勝では強気な投球が目を引いた=昨年8月、横浜スタジアム

 忘れられない一球がある。「今でもあの試合は見たいとは思わない。でも、見返さなくてもいいくらい鮮明に覚えている」。昨夏、エースとして相洋高を初の“夏の決勝”へと押し上げた本田真也の悔恨は今、飛躍の糧となっている。

 昨年8月23日。県高野連主催の代替大会決勝は激戦だった。4季連続の県制覇を狙う東海大相模に対し、相洋は二回に先制するなど、5─2で八回の守りを迎えていた。

 だが、好投を続けていた2番手石井将吾が2死満塁を招く。打者は高校通算55発の5番西川僚祐。後にロッテからドラフト5位指名されるスラッガーを前に、ベンチはエースにマウンドを託した。

 「全員が勝てると思っていた」。打順の巡りは下位へ向かう。ここをしのげば悲願の頂点が見えていた。

 直球、変化球、変化球。3球とも外を攻めて1ボール2ストライク。勝負の4球目、捕手は内角へ寄った─。

打ち砕かれた自負

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