横浜DeNA:監督候補として中畑氏と交渉、「折り合いつけば」
ベイスターズ | 神奈川新聞 | 2011年12月7日(水) 23:29
プロ野球・横浜DeNAベイスターズは初代監督候補として、元巨人の中畑清氏(57)と交渉していることが7日分かった。同日夜、都内で取材に応じた中畑氏は「(球団から)いろいろ諸条件みたいなものを頂いている。それをクリアしなければいけない段階」と、監督就任に向けて詰めの協議をしていることを明かした。
中畑氏は「前向き」と意欲を示す一方で、「ちょっとは譲れないところがある」などと条件提示する意向を表明。球団との交渉は「明日か、あさってくらいになる。そこで折り合いがつけば」と見通しを語った。
横浜DeNAは当初、監督候補として元西武の工藤公康投手(48)と交渉したが、最終段階で破談。高田繁ゼネラルマネジャー(GM)が人選を急いでいた。
中畑氏は駒大からドラフト3位で1976年に巨人に入団。通算1248試合に出場して打率2割9分、171本塁打を記録した。引退後は巨人の打撃コーチを務め、2004年アテネ五輪ではヘッドコーチとして、病気療養の長嶋茂雄監督に代わって指揮を執った。
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