
新体制が発足した横浜DeNAベイスターズの春田真オーナー、池田純社長、加地隆雄会長が6日、横浜市役所、横浜商工会議所などを訪問し、林文子市長と面会した。
面会冒頭に、春田オーナーは「(球団譲渡について)ご心配をお掛けし、お騒がせしました」とあいさつ。林市長と初対面した池田社長は「私は横浜で生まれ、横浜で育ったので、ファンの皆さんと地元のためにやっていきたい」と話した。
林市長は「市としても、全面的にご支援したい」と協力を約束。「DeNAさんは新しいビジネスを立ち上げ、チャレンジ精神がある。新しい考え方を導入してほしい」などと述べ、横浜スタジアムの鶴岡博社長を交えて球団をもり立てていく意向を示した。
また球団側は、今後地域活動を推進していくために「地域貢献部」という部署を球団内に新設する考えを明らかにした。池田社長は「まず、社長直下で地域貢献部をつくりたい。僕もいろんなアイデアを出していきたい」と語り、「私と新社長の思いはぴったり重なった」と言う、前社長だった加地会長の「地元密着路線」を継承し、来年1月の設置を目指す。
春田会長は「横浜市から全面協力したいという言葉をいただき、力強く感じた。市長をはじめ、皆さんの笑顔がうれしかった」と安心した様子だった。
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